研究設備

公費で購入した研究設備・機器をシェアする方法とは?文科省ガイドラインの詳しい内容を解説

公費で購入した研究設備の在り方については、2022年3月に政府が発行した「研究設備・機器の共用推進に向けたガイドライン」でその方針が示されました。これにより、これまで基準が曖昧だった研究設備・機器のシェアについて研究機関側でも具体的な検討がしやすくなりました。そこで今回は、同ガイドラインの内容を中心に、研究設備・機器をシェアする方法やメリットについて詳しく解説していきます。

意外と知らない?多様な形の「共同研究」の道しるべ「さくらツール」

文部科学省では2017年から「さくらツール」という、共同研究のためのフォーマットを展開しているのです。「さくらツール」では、共同研究契約の種類ごとにテンプレートを作成・展開しています。 共同研究の種類の違いを知って、それらをうまく活用することが出来れば、権利関係を柔軟に調整することも可能になります。 今回はそのさくらツールをピックアップし、紹介していきたいと思います。

研究設備で研究費を節約する方法

アカデミックも民間も、資金を獲得する手段はありますが、どれも容易ではありません。 資金の「獲得」がうまく行かなくても、資金の「節約」をうまくできれば、必要な実験をこなして良い研究成果を出すこともできます。 そこで、今回は、少ない研究費でもうまく研究を回していくための、研究設備に関する様々な節約手法について紹介していきたいと思います。

意外と知らない?ドラフトの色々

実験に使う設備、器具。実験している側からしたら、いつも当たり前に見る、それらの道具たち。 でも、「お隣の」実験室で使っている設備のこと、知っていますか?今回は意外と知られていない、ドラフトのことについてお話します。