あなたの研究に最適なのはどれ? GC-MS・HPLC等の”中古の相場”早わかりガイド

あなたの研究に最適なのはどれ? GC-MS・HPLC等の”中古の相場”早わかりガイド

はじめに

GC-MSやHPLCといった高額な分析機器の導入において、「求めるサポート」と「現実的な予算」の兼ね合いに悩む場面は、多くの研究現場で共通しているのではないでしょうか。

さらに、中古市場で流通する分析機器は、多くの方が求める価格帯やサポート内容と、市場の実態が一致していないケースも多々見られます。

本記事では、研究開発に関わる皆さまがより納得感をもって中古分析機器を選べるよう、中古市場の価格・サポートの“相場感”をわかりやすく3つのタイプに整理し、それぞれに向いているユーザー像まで含めて解説します。

GC-MS・HPLCなど高額な分析機器「3つの中古タイプ」をご紹介!

ここでは、価格とサポートのバランスから3つに分けてご説明していきます。

まずは求める機器がどのタイプになるのか、以下の表から確認してみましょう!

では、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。

① メーカー公式サポート付きタイプ(価格:2,000万円〜)

分析機器を用いた研究開発が事業の主軸となる場合などに選ばれるタイプです。

「限られた予算の中でも研究の精度・品質はこだわりたい」という方には、中古の中でも最も安心のメーカーサポートがついたタイプをご提案しています。

こんな方におすすめ

  • 商品開発に向けた研究をしているベンチャー企業(大企業と比べて予算を抑える必要がある)
  • 予算拡大が可能で、分析機器には予算を投じてでも研究開発のクオリティを求めたい

② メーカー以外のサポート付きタイプ(価格:500〜1,000万円台)

一定のサポートは欲しいが、予算は限られているというケースで選ばれやすいタイプです。

①と③の間の”現実的なちょうどいい選択肢”として企業や大学の研究現場で幅広く導入されています。

こんな方におすすめ

  • メーカー公式サポート付きの価格は難しいが、サポート無しでは不安

③ 保証なし(もしくは初期不良対応など最低限)のタイプ(価格:〜500万円)

とにかく価格を抑えたい場合や、物自体があればよく、事業や研究目的には直結していない際に選ばれる最も安価なタイプです。

こんな方におすすめ

  • 既存の機器が壊れたため、修理用に部品をなるべく安く手に入れたい
  • 大学の研究室で学生の実験に使いたい
  • 事業の売上には直結しないが、補助的な研究として少し使いたい

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取り扱い機器一覧

要注意:現行品は中古市場に出回らない!?

GC-MS・HPLC等は、新品であればひとつの装置に億単位の費用がかかります。多くの場合10年以上使う前提で購入されており、買い替え頻度は決して高くありません。

結果として、現行品(生産終了していない、または間もない最新型の機器)は中古市場にほぼ出回らないのが現状です。

「現行品の状態のいい中古はないですか?」 とご相談を受けることもありますが、市場の特性上、基本的にはレアケースですのでご注意ください。

まとめ

GC-MSやHPLCのような分析機器は、研究開発を支える重要な存在でありながら、その導入判断には迷いがつきものです。

だからこそ、それぞれの研究状況に合わせ、「どのタイプの中古を選ぶべきか?」という視点で整理することで、最適な投資判断ができるようになります。

Co-LABO MAKERは、予算や用途、将来の研究/事業計画などを丁寧にヒアリングし、お客様にとって最適な機器をご提案します。分析機器の導入にお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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