機器選定時の必須チェック項目は、動作確認の実施、保証の有無と内容、スペックの適合性です。一つずつ見ていきましょう。
・動作確認の実施
まず確認すべきは「ちゃんと動くか」。販売業者が動作確認済みとして販売しているかを必ずチェックしましょう。「動作未確認」として安価で販売されている機器は、見た目はきれいでも内部に不具合があることもあります。
・保証の有無と内容
万が一故障した場合の保証があるかどうかを必ず確認しましょう。保証期間だけでなく、どこまでの故障をカバーするのか、修理対応はどうなるのかまで詳細に把握しておくと安心です。 また、特殊な消耗品や定期交換が必要な部品の有無もチェックしましょう。これらの部品が入手困難だったり高額だったりする場合、せっかく安く購入した機器でも結果的にコストがかかってしまうことになります。説明書の有無も併せて確認しておくことをおすすめします。
・スペックの適合性
購入目的に対してスペックが適合しているかを確認しましょう。
中古機器は新品と比べ、スペックや機能が制限される場合があります。しかし、基本的な測定や分析用途であれば、数年前のモデルでも十分に対応できるケースが多いです。ニーズに合わせてじっくり検討しましょう。