研究者キャリア

「研究者の卵たちに贈る言葉」を読んで

日本の生化学および分子生物学の草分け的存在であり、「江上語録」が伝聞で伝えられているほど個性的だった江上教授について、その言・教え・生態が、一部専門的な記述とともに書き記されている『研究者の卵たちに贈る言葉 - 江上不二夫が伝えたかったこと』を読んでみた感想を文章化しました。

研究者が起業して大変だったこと

私は、実際に起業する1年ほど前まで起業家になろうとは考えておらず、大好きな研究をできるだけやり続けたいと考えていたので、諸々不足した状態からのスタートでした。当然ながらそう甘くはなく、反対に修正に時間がかかり苦労したこともあるため、これから記していきたいと思います。

研究者から起業してみて、研究者で良かった!と思うこと

化学メーカーで大好きな研究をできるだけやり続けたいと考えていましたが、会社と家の往復で視野が狭くなっていくことへの危機感から趣味でアイデア投稿を始め、それが思いの外結果がでて発展していき、自分が本当に欲しいと思うサービス案の検証過程で天命を感じ、起業に至りました。振り返ると、思いの外自然とできたことがあるため、これから記していきたいと思います。